ジュニアゴルフ~全国への道~【第7話:全国レベルの中学生の練習】

中学生の時は練習の成果もでてきたおかげで全国大会に何度も出場できるようになりました。
全国大会に出場するジュニアゴルファーが日々どのくらい練習やラウンドをしているのか参考にしてください。

また、この時期に注意する点もありますので参考にしてください。

中学生時代の練習量と成績

毎年、日本のジュニアゴルファーのレベルが上がってきていると思いますので、我が家のジュニアの練習量を見て一つの目安としてください。

ちなみに、中学はゴルフ部のない中学校に通っていました。

中学生

練習

打ちっぱなしの練習場でのレッスンと自主練習でほぼ毎日。時間にして週15h程度

練習内容はアプローチがメインですが、10y、20y、30yと10y刻みで100yくらいまで何球も同じ距離が打てるまで練習

その後は、PW~3I、ユーティリティーやウッド、ドライバーと自分が納得するまで練習

時間は2時間/日で200~400球

ラウンド

ハーフラウンドを合計しても月に5ラウンド程度

ハーフラウンドや練習ラウンド、大会出場などでラウンド数は小学生の時よりも増加傾向

スコア

中学1年:80~70台後半(距離が長くなりなかなかスコアが出ない上状況でした)

中学2年:80前半~72くらい(だいぶ飛距離もでるようになりコースの長さにも対応できてきた)

中学3年:平均75くらい(よい時は60台後半で回ることもあり)

この時期に注意したほうがいいこと

競技志向のジュニアは練習量も多く、怪我の話をよく聞きました。

我が家も練習のし過ぎ!?で怪我をしてしまいました。

この時期は成長期と練習環境や練習方法など、もっと注意する必要があったかなと思いました。

特に打ちっぱなしの練習ですが、マットの上ではありますがマットが薄い場合があります。
打ち込み(ダフリなど)のが激しい場合は手や腕、足腰への負担がとても大きいと思います。
今ジュニアに練習させるとすれば以下のことを注意させたいと思います。

特にアイアンのフルショットで「ドン!ドン!」と床を叩く音がでるようであれば

  1. 球数を制限する
  2. ハーフショット練習を多く練習させる
  3. ティーアップさせる
  4. 下が固い場所での練習を制限する

その他、成長期でのハード過ぎるクラブや、マン振りの練習も怪我の要因になったと個人的には思っていいます。

怪我には十分に注意して見てあげてください。

まとめ

我が家のジュニアは上記のような練習、練習量で全国大会に出場することができました。もちろん、ただ練習すれば全国大会にいけるということではありませんが、一つの目安になると思います。

この時期は、小学生から中学生と大会の使用ティーの変更や著しい体の成長など色々な変化のある時期でともて難しい時期だと思います。

我が家はコースの距離の変化に対応するのに苦労しました。

飛距離を求めたことによる過度な練習により怪我やスイングへの影響などがありました。

この時期は「怪我に注意し練習環境や練習方法」など、もっと注意する必要があったかなと思いました。

競技志向のジュニアは練習量も多いので十分に注意して継続して練習できる体づくりや体に負担の少ない練習が必要です。これは、高校生になっても同じことが言えます。

我が家では高校になっても同じようなことを繰り返してしまったので、今頑張っているジュニアやこれからゴルフをやろうとしているジュニアには十分に注意してもらいたいと思います。