ジュニアのゴルフクラブ選び

ジュニアのゴルフクラブ選びは難しい

使用するゴルフクラブによって、色々とジュニアゴルフに影響があると思います。

体にあっていないクラブを使うと、うまく打てないのはもちろんですし、スウィングに変な「くせ」がつくこともあります。また、体に負担がかかり怪我につながることもありますので注意が必要です。

我が家はどのようにして、どのようなゴルフクラブを使用してきたか。また、このようにすればよかったかな。などを書いていきたいと思います。

ゴルフクラブの変更時期

我が家のジュニアは小学生低学年で最初はアイアン1本(70cmくらいの長さの7番アイアン?)を使用していました。

当時は選ぶ余地もないくらいでしたので、いいのか悪いのかクラブ選びは楽でした。しかも、ちょうど体格にあっていたようで何も問題はなかったように思います。

最初のクラブは特に体格に合ったクラブを使用することおすすめします。せっかく高いお金だしてかうのだから少し上級者用などと思うかもしれませんが、小学生、中学生くらいで始める場合はおすすめできません。

我が家のジュニアは以下のようにクラブをチェンジしてきました。もちろん体格やその時にゴルフの状態にも大きく左右されますが参考にしていただければと思います。

 小学2年

我が家は先ほどのアイアン1本を購入して、打ちっぱなしで練習なのかお遊びなのかボールを打っていましたが、アイアンだけだと飽きてしまったりしていましたので、以下のような3本セットもおすすめです。

 3か月程度経過後、自分の身長120~130cm用くらいのジュニア6本セット(ドライバー、ウッド、アイアン3本、パター)へ購入(といっても、祖父からのプレゼント。。。)

 以下のようなセットで約1年~1年半くらい使用。

 小学3年後半

このころジュニアのクラブで10本程度に変更。

ドライバー、5番ウッド、7番ウッド、6I、7I、8I、9I、PW、SW、パター

以下ようなクラブセットに単品で足りないクラブを入れていた感じでした。

 小学生5年

自分の身長140cm用くらいの大人用(軽めの柔らかいシャフト)とジュニア用を混ぜて14本へ。

 小学6年生

身長約150cm前後くらいだったと思います。

この頃は周りの子より体格がよかったこともあり、ジュニアセットから大人も使用する軽めのシャフト80~90g台のスチールシャフトのアイアンに変えました。

卒業前にはドライバーなどのウッド系は純正やカスタムシャフトのフレックスSR~Sを使用していました。

今考えるとちょっとハードだったかなと思います。

中学1年

アイアンは95gくらいのスチールシャフトものに変更したと思います。

ウッド系はハードだったこともあり、しばらくSRやSフレックスのものを使用してました。

すべて祖父や、父のお下がりですが。。。

中学2年の終わりごろ

初めてフィッティングを行い自分にあったものに揃えました。

この時フィッティングはのすばらしさに感動しました。自分の打ちたい弾道やフィーリング、現在の体格やスイングの特徴、ヘッドスピード、リズム等々から、今の自分に最適なシャフト選びやライ角調整など調整してもらえます。

今までは自分がクラブに合わせていたことが、自分のスイングに合わせたクラブ選びになります。

なので、ある程度スイングが固まった段階でやるのがベターなのではないかと思います。

フィッティングの結果、以下となりました。

  • アイアン:110gくらいのSフレックスのカスタムスチールシャフト
  • ドライバー:60g~70gのSフレックスのカスタムカーボンシャフト

中学3年~高校生

トレーニングや練習量の増大により、体格が著しく変わってくる時期でした。ヘッドスピード変化も著しくクラブ選びが大変だった記憶があります。なので、約1年に1度フィッティングを行うようになりました。

ジュニアの要求もありハード目となってきました。その理由は以下で。

  • ドライバー:70g台のSフレックスや60g台のⅩフレックスシャフト
  • アイアン:120g弱のSフレックスやⅩフレックスシャフト

ハードスペックになった理由

私が思うところ周囲のジュニアゴルファーの影響(先輩などがガンガン振って飛ばしているのを見てなど)やトレーニングにより筋力がついたこともあり、ゴルフクラブがハードスペックになったと思っています。もちろん自分に合っていれば問題ないのですが、我が家は、以下のような1~5の悪循環となりました。その後6になることも。。。

  1. 常にフルスイング(いわゆるマン振り)をするようになる。なので、曲がる
  2. シャフトを固くすれば曲がらなくなると思い変えてみる
  3. 飛ばなくなる
  4. さらにマン振りするようになる
  5. スイングがおかしくなる
  6. 体に負担がかかり怪我をする

この時期は本当に気を付けたほうがいいと思います。

フィッティングで何球か打つ分には問題ないスペックなのですが、これがゴルフ練習やラウンドなではもっと打ちます。振れなくなってきますし、体がもちません。

我が家のジュニアも怪我をしましたし、周りのジュニアの怪我もたくさんみてきました。もちろんクラブの影響だけではありませんが、この時期は本当に周りのジュニアゴルファーをよく見ました。

特に多かった怪我は腰や手、手首の怪我ですかね。なかなか管理するのは難しいですが、怪我だけは気を付けてください。

今思うとゴルフクラブをハードにするのはよいのですが、すこし物足りないくらいのものを試して様子をみながら少しずつスペックをあげていけばよかったと思います。

まとめ

ジュニアゴルファーのゴルフクラブ選びのおすすめは

ゴルフを始めたばかりであれば、自分の身長や体格にあったジュニア用のゴルフクラブがよいと思います。

その後は技量や体格などに合わせてクラブを変更していく時は

  • ゴルフレッスンを受けいているのであれば、プロに聞いてみる
  • ゴルフショップやメーカーなどのフィッターに見てもらう

のがいいと思います。

一番大事なのは、今の自分にあったスペック(特にハードすぎない)を選ぶことが大事だと思います。

競技参加を目指している人、参加している人は十分に気を付けたほうがよいと思います。なぜなら、この人たちの練習量はとても多くなりがちです。

気づかないうちに体に負担をかけてしまい気づいたときにはどこかが「痛い!」などとなってしまいます。それでも練習を続けます。

怪我をしないようにクラブ選択も十分に注意しましょう。

こちらも参考にして選んでみてください。

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